マイホームを実現する上で、土地から探して家を建てる場合は、建てたい家が決まっていたり、建築会社さんが決まっていても、土地が探せなければ、実現できません。
マイホーム実現をスムーズに進める為には、流れを知っておくことは、重要になってきます。
以下の方は参考にして下さい。
- 土地を探したいが何から始めたら良いかわからない方
- 土地購入を考えていてどのような流れで進むのか分からない方
準備
土地購入の最初の一歩は以下になります。
- 住宅ローンの事前審査
- 自己資金の予算組み
また、条件などもまとめるとスムーズに始められます。
- 金額
- 広さ
- エリア
土地探し
土地探しは、主に以下の方法で進めます。
- インターネット
- 不動産屋さんへの依頼
- 建築会社さんはの依頼
- 歩いて空地/空家を探す
土地の予約
購入したい土地が決まったら、仲介している不動産屋さんに連絡します。
そして、土地の予約書または土地の買付証明書を提出します。
買付証明書とは正式な売買契約ではなく、土地の購入者が売主さんに対して「この土地を購入したい」と意思表示を行う書類になります。
仲介する不動産業者によっては「購入申込書」や「買受証明書」などと呼ぶこともあります。
書式のルールは無いのですが、主に買付証明書に記入する項目は一般的に以下の通りです。
- 購入希望金額
- 物件情報(所在地、面積など)
- 手付金や残代金についての記載
- 支払い方法
- 買付証明書の有効期限(1~2週間程度が一般的)
- 買主の情報
- その他
(境界の確認、電柱の移設、建物の解体条件など)
もし、値交渉があれば、仲介業者さんに伝えて、交渉して頂きます。
売主さんにとの値交渉が成立すれば、土地の契約の日時決めと進みます。
基本的に買付証明書の提出によって購入交渉はスタートします。
もし、人気のある土地だと複数の購入希望者が集まるケースがあります。
その場合は仲介業者さんによりますが、先着順ではなく、購入希望金額が高いなど、売主さんにとって、条件の良い人から交渉が始まるケースもあります。
ですので、タイミングが被らないように、決断する事も大事になってきます。
また、買付証明書に法的拘束力はありません。
ですので、契約日までの期間が長くなるほど、別の購入者さんからの土地の予約が発生する可能性もあります。
提出後にキャンセルすることも可能です。
ただし、交渉がある程度進み、売主さんが契約を実行するための準備に取り掛かった段階でのキャンセルは法的責任が問われ、損害賠償を請求される場合もあるので、キャンセルの場合は早い方が大事に至りません。
土地の契約
土地契約は、不動産屋さんの事務所で行われらることが多いです。
土地契約には、
- 対面契約
- 持ち回り契約
があります。
対面契約
対面契約の場合は、売主さんと買主さんと仲介業者さんが一度に同じ場所に集まって行う契約になります。
多くの場合は、仲介業者さんの事務所で行います。
僕のお客様の過去の例ですが、
売主さんは、60代の方で定年退職された方で、契約日は買主さんの予定に合わせるとおしゃって頂いており、
買主さんは、30代の方でお仕事もあり、お休みの日曜日に仲介業者さんの事務所で行いました。
持ち回り契約
持ち回り契約の場合は、売主さんと仲介業者さん、買主さんと仲介業者さんと2回に分けて行う契約になります。
こちらは、2者の予定になるので、仲介業者さんの事務所で行うこともあれば、売主さん買主さんのそれぞれのご自宅で行うこともあります。
土地の引渡し
土地の引渡しは、土地の残代金を支払い、所有権移転登記を行う事で完了します。
業者の用語ですと「土地決済」と表現することが多いです。
まとめ
土地探しの流れは、5つに分けれて、以下になります。
①準備
②土地探し
③土地の予約
④土地の契約
⑤土地の引渡し
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