家づくりのを開始するには、準備が必要です。
見切り発車をしてしまうと、途中で計画が崩れてしまいます。
土地の予算や建物の予算の見直しが発生しかねません。
その為、費用面での失敗を防ぐ為の方法をお伝えしていきます。
予算を決める
「家づくり」の最初のステップは予算を決める事です。全額現金で支払う方は別ですが、住宅ローンを組む方は、毎月の支払いをいくらにするかを決めて下さい。
多くの方が、予算組みといえば、総金額をイメージするのですが、毎月の支払いで考えれば、臨機応変に予算組み出来ます。
毎月の支払いで考える理由は以下をご参照ください
毎月の支払いが決まれば、住宅ローンの借入れ額が決まります。借入れ額が決まれば、自己資金が決まります。
予算 = 住宅ローンの借入れ額 + 自己資金
住宅ローンの事前審査を通す
住宅ローンの事前審査は早めに通しておきましょう。
なぜなら、通してみないと結果は分からないからです。
結果は以下の3パターンになります。
1、承認
2、減額
3、否決
1の「承認」であれば、問題ないのですが、
2の「減額」だと、予算を減らすか自己資金を増やすか、もしくは、借入れ先を変更するかを検討しなければなりません。
3の「否決」であれば、家づくり自体が出来なくなってしまいます。
2の「減額」、3の「否決」の場合
土地探しからの方は「土地を探す」時間、
建替えの方は「プランニング」の時間が無駄になってしまいます。
自分は大丈夫と思ってる方も計画が進んでからこの自体に直面してしまうといけないので、計画の早い段階で住宅ローンの事前審査を通すことをおすすめします。
《業者の気持ち》
上記は、表向き見解です。
業者としては、「ローンが通るかわからないし、確定した予算も分からないので、話を進めるか判断しにくいなぁ」です。
家づくりに必要な費用を知る
前項までに予算組みのイメージがついたかと思われます。ここからは、予算を実際の費用に分けていきます。
予算は以下の様に
予算 = 建物代金 + 土地代金 + 付帯工事費用 + 諸費用
と考えます。
建物代金は純粋な建物の金額です。
土地代金は土地の売買金額です。
付帯工事費用とは、以下の費用をさしますが、建築する土地の現況によって変動します。
•外構工事費用
•造成工事費用
•建物解体費用
•上水道引込み費用
•下水道引込み費用
•井戸工事費用
•浄化槽工事費用
•地盤改良工事費用
諸費用は概算で200〜250万円くらいが目安です。
•土地の所有権移転登記費用
•建物の滅失登記費用
•建物の表題部登記費用
•建物の所有権保存登記費用
•抵当権設定登記費用
•つなぎ融資事務手数料
•つなぎ融資利息費用
•住宅ローン事務手数料
•火災保険料
以上が「家づくり」を始める事前準備になります。
イメージ出来ましたでしょうか?
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