土地探しを始めて、以下の状態になることがあります。
- なかなか良い土地にめぐり会えず、土地探しが止まっている
- 不動産屋さんや建築会社の方の情報を待つだけではなく、個人で何か動けないかと思っている
そんな時に土地を個人で探す方法として、以下方法が挙げられます。
- インターネットで土地検索
- 希望の地域の看板を探す
- 歩いて空き地/空き家を探す
具体的な方法は以下になります。
インターネットで土地検索
『アットホーム』や『スーモ』といった、大手の土地情報サイトを利用されることが多いです。
よく、「インターネットに出ている土地は売れ残りが掲載されている」と言われる事があると思いますが、個人的には、半分正解で、半分は疑わしいところです。
というのも、不動産屋さんや建築会社さんが言われる意図としては、
「自分は売れ残りではない土地を準備出来ますよ」
「インターネットの情報は、売れ残りしか載らないと知っている自分は特別ですよ」
という意味が含まれています。
本当に売れ残りの土地が掲載されているのも事実ですが、
インターネットに掲載されている土地がダメという訳ではありません。
僕がいた会社では、『スーモ』の物件掲載料は高く、
『アットホーム』は、毎月定額で、物件を登録出来るプランがあったので、
自社で分譲地を造った場合は、すぐに『アットホーム』に掲載してました。
掲載後、半年以内での契約が多く、早い場合は、1ヶ月で契約の物件もありました。
このことからも、売れ残りではなく、良い土地でも「インターネットに掲載されている」ということが分かると思われます。
また、当時のアットホームの担当者の方が教えてくれたのですが、
ご年配の方1人の不動産屋さんで、昔馴染みの方から物件を預かったり、紹介で仲介や管理で営まれている方は、
広告を印刷して配ったり、インターネット掲載にもお金がかかるので、知り合いのご紹介やお問合せ対応で取引きされており、
アットホームの担当者の方が、毎月、預かった物件の登録/掲載の手伝いに行かれている方もいるとおっしゃっていました。
まとめると、
「インターネットの情報は、売れ残りが載っていることが多いが、良い物件も載っており、土地探しの方法の1つとして使用し、出会える物件を漏らさないようにした方良い」気がします。
希望の地域の看板を探す
希望の地域の「売地」や「管理」の看板を探して、その看板に書かれている連絡先の不動産屋さんへの問い合わせも有効です。
特定の地域に特化した不動産屋さんの可能性があります。
地元の業者さんならではの土地情報を保有している可能性が高く、
理想に近い土地が見つかる可能性があるからです。
僕の営業マン2年目時代の過去の経験では、
お客様と希望エリアの売地看板を一緒に探した時の話ですが、
現地を車で一緒に探していると売地の看板を見つけました。
そこで、土地の金額と大きさが知りたかったので、携帯電話でインターネットに載ってないか探したのですが、掲載されてないか、僕が見つけれなかったので、直接看板に書かれている電話番号に連絡しました。その時の連絡先の不動産屋さんは地元の不動産屋さんだったようで、別の物件も2件、紹介して頂けました。
あいにく、この時のお客様は、金額が合わず、全く別の土地で契約となったのですが、その後もその不動産屋さんとは連絡をとらせて頂いているというケースもあります。
歩いて空き地/空き家を探す
【空き地/空き家を探す】ことは、最終手段になります。
売りに出ていない空き地や空き家を探して、所有者を特定し、交渉を行うことを指します。
個人で行うのは、実際に空き地/空き家を探すまでで、所有権の特定や交渉は、
不動産屋さんや建築会社の方にお任せすることをオススメします。
理由としては、
所有権を特定する物件が1件だけではなくなることが多く、所有者を特定する為に土地の謄本などを取得しなければならないので、費用がかかってしまいます。
また、交渉も所有者さんに相場の説明などが必要だったり、初対面の方の懐に飛び込むコミュニケーション能力が必要だったりします。
しかし、個人でやってはいけないということではありません。
僕の今までの、お客様と一緒に空き地/空き家を探した結果としては、
100件、空き地もしくは空き家の所有者の方に訪問して、1件という成約率でした。
この結果から分かるように、確率的には1%前後ですが、やらずに待つだけでは、もったいない気がします。
まとめ
土地探しで個人で探す場合は、以下の3点をやってみましょう。
- インターネットで土地検索
- 希望の地域の看板を探す
- 歩いて空き地/空き家を探す
土地探しをしていて、「希望通りの土地が無い」場合、土地情報の待ち状態になります。
不動産屋さんや建築会社の方も担当者は、一旦、密に探すことから離れてしまいます。
そんな時、あなた自身で何かしら動きたい場合は、上記の方法をお試し下さい。
棍を詰め過ぎますと疲れてしまいますので、ほどほどがよいと思われます。
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