土地探しを始めたけれども、
- なかなか見つけれ無くて、焦っている方
- 土地探しが長期化して、疲れた方
がいらっしゃると思います。
そんな時に土地探しを一旦やめることを考えている方は参考になるのではないかと思います。
僕のお客様で5年後に土地にめぐり会えた方の例をご紹介したいと思います。
経緯
僕が勤めていた建築会社の建てていた家の雰囲気がお客様の好みで、ご来店されました。
土地探しからの家づくりで、共働きの方でしたので、ご実家の近くでの土地探しが始まりました。
しかし、「学校区」、「実家の近く」などの条件や「親御さんの意見」があり、土地探しが6ヶ月ほど経過して、一旦、土地探しを中断することになりました。
この時は、僕は担当ではありませんでした。
そして、お客様が5年後に再度ご来店され、5年越しの土地探しが再開されました。
この時に、前の担当は退社していたので、僕が担当になりました。
再開されてからは、3ヶ月で土地を見つける事が出来、無事、土地探しを完了することが出来ました。
この様なケースがあります。
5年間の変化をまとめると以下になります。
ポイント① 家族構成
当初、ご来店された時は、20代後半のご夫婦で1歳のお子さんという家族構成でした。
再度、ご来店された時は、
ご夫婦30代前半になり、6歳と2歳のお子さんという家族構成に変わっていました。
ですので、計画的に5年間空けたわけではなく、
下のお子さんのご出産があり、落ち着いたタイミングと上のお子さんの小学校入学のタイミングが重なり、再度、土地探しを始めたということでした。
ポイント② 探す方の構成
当初は20代後半のご夫婦で、ご実家の近くで土地を探すこともあり、親御さんも一緒に土地探しをしたり、ご案内に来られたり、されてました。
しかし、5年後にご来店された時には、ご夫婦が30代になり、親御さんも安心されたのか、ご一緒に来られることもなく、土地探しを進めました。
個人的には、土地探しを行う方の人数も土地探しの難航化に関係すると思っています。
通常、ご夫婦お二人の意見を合わせるのも難しいことが多いのですが、もう1人の意見を合わせるとなると困難になっていきます。
ポイント③ 収入
ご夫婦の勤続年数が5年増え、ご家庭の収入も増えていらっしゃいました。
また、お子様が1人増えいましたが、ご年収が増えたので、土地にかける予算を上げて探すことができました。
ポイント④ 貯金額
ご夫婦お二人で働かれてることもあり、家づくり用の貯蓄を5年間された結果、自己資金用の予算も充分に貯められていた為、土地の予算を上げれる要素になりました。
ポイント⑤ 土地の条件
1度目の土地探しでの経験で売りに出ている土地がどんな土地があるのかをイメージがまとまっており、再開した土地探しでは、現実的な費用とその費用を使うことによって土地がどのように変化するのかのイメージも持てる様になっており、見学された土地に対して、有り無しの判断が早かった様に感じました。
5年の期間があったことにより、探していたエリアの立地やお店の変化もあり、判断する材料が増えていました。
まとめ
一旦土地探しをやめて、再開する土地探しでは、
家族構成が変わって予算が変わったり、
土地の金額が上がったり、
ローンの支払い時期が遅くなったり
などの変化はあります。
しかし、このお客様の様に時間をあけたり、かけたりすることによって、考え方の整理ができたりすることができます。
土地探しを一旦やめた方が良いというわけではなく、5年などの期間を持つことによって、土地探しを成功させることもできるということを知っておくと気持ちも楽に土地探しを行えるのではないでしょうか。
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