土地探しで、見に行った土地の近くに鉄塔がある場合があります。
そんな時、鉄塔から電磁波が出ていて人体に影響があるのではないかと思う方が多いです。
僕も土地を見出した時はそうでした。
ですので、土地探しを10年続けてきて、
得た知識や情報をお伝えしていきます。
結論は、
•鉄塔からは電磁波は発生している
•鉄塔によって人体に悪影響があるというような科学的根拠は無い
•家電製品で鉄塔の近くよりも電磁波が強いものもある
以上をふまえて、気になるならやめておく
です。
1番気になる「人体への影響」と
「鉄塔がある土地のメリットとデメリット」をお伝えします。
鉄塔が近くにある土地の人体への影響
家庭にある家電からも電磁波は出ています。
電磁波は、目に見えないものですが、
電磁波測定器を使えば、数値として確認することができます。
日本電磁波協会では、住まいの電磁波の基準を以下のように定めているようです。
- 電場基準:25V/m以下
- 磁場基準:2.5mG以下
家の中で家電も電磁波を放出しているものがあります。
特に強いといわれている以下の家電になります。
- 電子レンジ
- IHクッキングヒーター
- パソコン
- ホットカーペット
- 電気こたつ
電子レンジとIHクッキングヒーターは生活において避けにくい家電です。
鉄塔が近くにある土地のデメリット
- 電磁波の影響が気になる
- 子どもが進入する危険性
- 鉄塔が倒れた時の不安
- 売却しにくい
電磁波の影響が気になる
人体に悪影響があるというような科学的根拠は無いとはいえ、不安がないとは言いきれない部分があります。
子どもが進入する危険性
小さいお子さんがいる場合は、鉄塔の近くで遊んでいる時に、鉄塔の麓にある進入防止の金網を登るのではないかという不安があります。
金網を登って越えて進入することも危険ですが、
金網を登っている途中の転落の危険性もあります。
遊んでいたボールやバトミントンのシャトルが金網の中に入ったりすることがあります。
そんな時、お子さんがご自身で金網を越えて土地に行く可能性も考えられます。
鉄塔が倒れた時の不安
鉄塔が倒れる不安もあります。
過去に台風で鉄塔が倒れたことがあります。
もし、台風や地震で倒れてきた場合はひとたまりもありません。
鉄塔が倒壊するリスクも可能性としては低いですが、
土地購入の際には、視野に入れておいて損はしません。
売却しにくい
鉄塔が近くの土地は相場よりも土地の価格が安いことが多いですが、
その理由としては、電磁波による人体への影響が不明確で避けられることが多いことが挙げられます。
その為、売却を検討した時に購入者が少なく売れにくいことが予想されます。
鉄塔が近くにある土地のメリット
- 相場よりも土地の価格が安い
- 競合が少ない
- 日当たりがよい
相場よりも土地の価格が安い
鉄塔が近い土地は、相場よりも土地の価格が安いことが多いです。
鉄塔からの電磁波による人体への影響がありそうとの理由で購入を希望する方が少ない傾向があります。
競合が少ない
鉄塔からの電磁波による人体への影響がありそうとの理由で購入を希望する方が少ないので、競合が少なくなります。
他の土地よりも購入するかどうかの検討に時間がかけることが出来ます。
日当たりがよい
鉄塔の北側や西側に土地がある場合は、
鉄塔の建つ敷地が広い為、陽当たりが良くなることが多いです。
まとめ
土地探しで鉄塔が近くにある土地は、
- 人体に影響が出るのではないか
- 子供が危ないのではないか
という不安が残る場合は、土地購入をやめることをおすすめします。
せっかく、これから家を建てて楽しく過ごす予定なのに、精神的にも身体的にも悪くなるような家づくりはおすすめ出来ません!
- 全く気にならない
- 知り合いの方に鉄塔の近くに住んでいて、すごく健康なことを知っている
場合は、鉄塔が近くにある土地のメリットもあるので購入を進めても良いと思われます。
土地探しの参考になりましたら、幸いです。
コメント